わたしがヨガに出逢ったのは今から15年前。LAに移住して直ぐの頃で学校のクラスで取ったのがきっかけでした。
ハタヨガからスタートし、アシュタンガやヴィンヤサ、ヴィクラムにクンダリーニまで幅広く様々な流派を経験。
筋トレや激しいワークアウトが好きなので、ヨガをメインにしていたわけではないのですが、年に数回はドロップインでクラスを取っていました。
中でも一番のお気に入りはワークアウトや筋トレ要素の高い、アシュタンガベースのかなりハードなヨガ。
そのようなコアを鍛える”筋トレ”的なハードなヨガは、わたしの中ではヨガの動きを取り入れた“WORKOUT”として捉えています。
LAではダンベルを持って行うコアを重点的に鍛えるヨガもあり、個人的にはかなりお気に入り。笑
このように、ヨガには様々な流派(スタイル)があることはみなさんご存知かと思います。
また、同じ流派でもインストラクターによって教え方はもちろん違います。
それこそインストラクター個人の”スタイル”があるので音楽も違えばフローも違う。
一番大事な”呼吸”のインストラクションのタイミングもインストラクターによって違いますよね。
ヨガのレッスンを受けていて、
インストラクターのカウントと呼吸が合わない・・・
ペースが早くて(遅くて)ついて行くのが大変・・・
このポーズツラい・・・
みんなとポーズが違う気がする・・・
など。
とにかく自分と“何かが合わない”。そんな経験をしたことはありませんか??
そんな方におススメしたいのが“Heart of Yoga”(ハートオブヨガ)です。
Heart of Yogaとは、『現代ヨガの父』とも呼ばれるクリシュナマチャリア師の元で学び、彼の教えにインスパイアされたLA在住のマーク・ウィットウェルによって創られたヨガのアプローチの一つ。
アシュタンガ、クンダリーニ、陰ヨガ、パワーヨガなどのヨガの流派(スタイル)ではなく、アプローチなので、どのスタイルのヨガを行っていても、Heart of Yogaの原理を当てはめる事ができます。
そして、この原理を当てはめる事によって『自分だけのヨガ』を発見出来るのがHeart of Yogaの最大の魅力なんです。
Heart of Yogaの原則は、現代ヨガの父、クリシュナマチャリア師の教えからきているのですが、欧米では2大ヨガ流派とされ、今や世界中に広がっているアシュタンガ(ヴィンヤサ)ヨガの創始者であるパタピ・ジョイスと、アイアンガーヨガの創始者であるBKS・アイアンガーも師は同じ、クリシュナマチャリア。
同じ師から学んだのに全く異なるタイプの流派が出来上がったのはクリシュナマチャリアが年齢や体型、体力、骨格、性格や個人の心のキズまで全てを考慮して個人に合ったオリジナルのヨガを指導したから。
『異なる個人の可能性や本質を引き出すためには、その一個人に合わせたヨガを教えなくてはいけない』
というクリシュナマチャリヤの教えに強く影響を受けているHeart of Yoga。
最大の魅力は、どんな流派の方でもHeart of Yogaを取り入れるだけで『自分だけのヨガ』に出会う事が出来るところ。
Heart of Yogaの大原則、一番大切なポイントは自分の呼吸に合わせてポーズをすること。
“呼吸”こそが全ての体の動きの源なのです。
本来のヨガは『内観』『自己対話』
ポーズそのものの“形”ではなく、ポーズをしている自分自身が“何を感じているか”が大切。
“The right yoga for each person.”
(人にはそれぞれその人にあったヨガがある)
“There is a right yoga for each person no matter who the person is.”
(たとえそれがどんな人であろうと正しいヨガは1人にひとつしかない)
この世に同じ人なんていません。人の数だけヨガがある。
かつて、クリシュナマチャリアは弟子たち1人1人に合わせ、その人に合ったヨガを”1対1″で教えていました。
それこそが本当のヨガであり、ヨガの本来あるべき姿なのです。
この伝統的なヨガの手法を加える事により、今、みなさんがしているプラクティスが『自分の物』になります。
誰かのプラクティスに自分が合わせるのではなく、『自分オリジナルのヨガ』。
本来、ヨガとは誰かの為の物ではなく、自分自身の為にあるものなんです。
自分の呼吸を大切にすることは自分自身を大切にすることでもあります。
“Heart”は英語で物事の中心、大切な物、という意味があります。
Heart of Yogaの名前に込められた意味。
それは“ヨガの本質(最も大切な物)”。
そんなHeart of Yogaを実感するのには、毎日7分だけでいいんです。
自分の呼吸に合わせ、自分が”心地良い”と感じるヨガをする。
Heart of Yogaのプラクティスをすることは自分としっかり向き合うという事。
『自己対話』『内観』です。
心地良さを感じながら自分自身をしっかりと見つめ、何が自分にとって必要かを知る。
それは、自分が望む理想の人生をクリエイトすること。
Heart of Yogaで自分だけのヨガ、始めてみませんか??
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前回の記事はコチラ↓↓↓
みなさん、HOLISTICという言葉の意味を少しでも理解して頂けたら嬉しいです。
では、わたし自身のライフスタイルでもある、“HOLISTIC LIFESTYLE”とはいったいどのようなライフスタイルでしょう??
おそらく、しっかりと理解して実行している方はごく少数。
ほとんどの方は曖昧で、はっきりと意味を理解していないと思います。
Holisticなライフを生きる、とは自然と調和したムリのない生き方、または、今ある人生を自然に受け入れた生き方をする、という意味。
わたしは、かねてよりBEAUTY(美しさ)とは、BODY(カラダ)、MIND(マインド•思考)、 SOUL(心、精神)のバランスが保たれてこそ成り立つもの、と提唱しておりますが、HolisticなLIFESTYLEとは、まさにこの3つのバランスが保たれている状態の事。
どれか1つに問題があると、他の2つもバランスを崩してしまいます。
例えば、気分が落ち込んだり、鬱ぎみのとき。そんなときって心がもやもやしたり、ズキズキ痛んだりしますよね?カラダがダルくなったり、頭痛や腹痛を起こす事も。
でも、それは、全てマインドが原因で引き起こしている事・・・
マインド(思考)が原因で心やカラダのバランスが崩れ、不調を引き起こすんです。
つまり、HolisticなLIFESTYLEを生きる、ということは、自分自身をしっかり見つめ、カラダのパーツの全てが隅々までしっかりケアがされている、という事。
これは、とてもシンプルなコンセプトなのですが、めまぐるしい日々を生きる現代人にとって、ついつい忘れがちな事。
現代人の多くは、仕事や用事をこなす為に慌ただしい毎日を送り、食事は、時間を短縮する為、合間に手早く済ませる(ジャンクフード率高め)事が多いのが現状。
さらには、ストレスを解消する為のエクササイズをしたりジムに行く時間も取れず、ストレスがどんどん溜まり続ける始末。
結果、BODY、MIND、SOULのバランスが崩れ、気付いた頃には手に負えない状態になっているのがほとんど・・・
実は、これが様々な病気を引き起こす原因なんです。
HOLISTIC LIFESTYLEにとって大切な事、それは”食”です。
加工食品、高脂肪、糖分が多い食事は控えましょう。
これらの食品は私たちのカラダに必要な栄養素があまり入っていないのにもかかわらず、高カロリー。
その代わりに、積極的に摂って欲しいのが野菜類、雑穀類、ナッツ、フルーツ。
これらの食品は、カラダに必要な栄養価が高く、ビタミンも豊富で、分解後も細胞に栄養価が届きやすいんです。
次に大切なのは適度な運動。
最近ジムに行ってワークアウトをするのが日本でも流行って来ていますが、そこまでしなくてもいいんです。
日々の生活で、少し、心拍数が上がることをすれば十分。
軽いランニング、ウォーキングはもちろん、自転車で買い物に行く事や、犬の散歩に行くだけでも十分効果はあります。
そして、HOLISTIC LIFESTYLEに1番大切な事。それはSOUL(心、精神)をHAPPYに、健康に保つ事。
ちょっと難しいかな・・・
例えば、誰かの為に席を譲ったり、次の人の為にドアを支える事、誰かと目が合ったら微笑む、そんな簡単なことをするだけでいいんです。ボランティア活動でも、寄付でもなんでも。
「誰かの為の優しさ」が自分の心のHAPPYにつながるから。
つまり、「誰かのための優しさ」で自分のことをもっと好きになる、自尊心を高めてくれるんです。
オーガニック食品を食べる事=Holistic Lifestyleではありません。
自分のカラダを気遣って、大切にしてあげた結果、そこに行き着いたんです。
ヨガをしているからHolistic Lifestyle、ではありません。
ストレスの解消、丁寧な呼吸、精神のリラックス、内観。
それが比較的簡単に出来るのがヨガやピラティスなんです。
お風呂が好きならゆっくりお風呂に浸かるだけでいいんです。
HOLISTIC LIFESTYLEとは 可能な限り、今出来る生活でベストを尽くす事。
お金をかける必要なんてないんです。
心の声にしっかりと耳を傾けてあげる事。
ストレスを溜めないよう、適度な運動を心がける事。
そして、カラダ、マインドがHAPPYだと思う事、ワクワクする事をするだけでいいんです。
皆さんも是非、今の生活を見直してみて下さい。
自分をもっと大切に扱ってあげて下さい。
小さなHAPPYを毎日たくさん数えて下さい。
きっと、必ず、変化が起きますよ♥
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HOLISTIC、またはその意識を持たれている人のイメージを伺うと、オーガニック食品を日常的に食べる、マインドや心理的な健康を重視している、ヨガやワークアウトなどを習慣にしている、アロマテラピーやフラワーエッセンスを生活に取り入れている、ナチュラル思考、など。
そんな、ふわっとしたイメージ。
中には、なんだかよくわからないけど海外セレブのようにスムージーやスーパーフード、オーガニックサラダを毎日食べることをホリスティックな生活・・・と、言う方もいたり、その正しい意味を理解している方はまだまだごく少数。
近年、日本でもようやくHolistic Lifestyle、Holistic Beauty、Holistic Medical(ホリスティック医学)、Holistic Education(ホリスティック教育)など、”HOLISTIC”という言葉を耳にする機会が増えたように思えます。
しかし、HOLISTICという意味を間違って捉えている方、きちんと理解していない方、変に誤解されている方が多いのも事実。
少し哲学的な観点からのお話になりますが、HOLISTIC(ホリスティック)とは、ギリシャ語の”Holos”(ホロス)を語源としており、簡単に言うと、「全体性」「全体論的な」「全体的な視点から」という意味。
そこから派生した言葉の1つにHEALTH(健康)があるのですが、HEALTHというのはHealにthがついて名詞化されたものなんです。
HEALはHealing(ヒーリング)といえば分かる方が多いと思いますが、「癒す」という意味。
つまり、HEALTHの元々の意味は、Healされている状態=癒されている状態を表しているんです。
Holosの意味は「全体性」や「全体論」。そして、同じHolosを語源に生まれた言葉にはwhole(全体)holy(神聖な)などがあります。
つまり、HEALTH=全体的にバランスが取れた状態。
全体、カラダのつながり、そのバランスこそがHEALTHなんです。
今でこそ一般的に使われていますが、ホリスティックという意味は、もともと「Holism(ホーリズム)的な」、という形容詞として生まれた言葉で、哲学用語では「全体論」という意味。
もともとあったことばではなく、思想家の方が著書で初めて使った造語なんです。
HEALTHとHOLISTICは語源が同じという事もあり、意味合いも似ていますね。
つまり、心とカラダがしっかりと癒され(ケアされて)いて、全体的にバランスが取れている事が”HOLISTIC”という事なんです。
みなさん、心とカラダは健康ですか??
ストレス、溜まっていませんか??
ちょっとだけ、静かに心の声に耳を傾けてみて下さい♥
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